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導入事例 · 3 min readAI活用

中古ナラ、AX専任チーム・データ専任チームを新設……AIと人間の境界線をまず定めました

中古ナラが今年6月にCTOを選任し、技術組織内にAX専任チームとデータ専任チームを新設しました。決済や法務判断のように解釈の余地がある領域は人間が担当するよう、AIと人間の境界線をまず区分しました。

核心要約

  • 6月にCTO選任、AX専任チームを新設
  • 天井ではなく底上げを目指す
  • 決済・法務は人間が担当するよう区分
  • 自社の下限から数えてみる

国内中古取引プラットフォームの中古ナラが、企業の構造そのものをAI中心に再編するAI転換(AX)に乗り出しました。今年6月に公子潤(コン・ジャユン)最高技術責任者(CTO)を選任し、技術組織内にAX専任チームとデータ専任チームをそれぞれ新設しました。これを通じて全社データの構造化・標準化を意味する「AIレディデータ(AI-ready data)」体系を導入する計画です。

AXスクワッドを率いる権昇霊(クォン・スンリョン)PM兼コアプラットフォーム開発チームリーダーは、スクワッドの目標が構成員に業務用AIを提供するにとどまらず、会社の業務プロセスに合わせて最適化されたエージェントを制作・設計し、業務に適用することだと説明しました。彼は目標について「AIによる成果物の天井を高めることではなく、底を高めていくこと」だと語りました。誰が使っても一定水準以上の結果が出る状態を基準にしたという意味です。

境界線をまず引きました

中古ナラはAIが担う領域と人間が担う領域を区分しました。権リーダーは「決済領域のように重要な部分や、法務的な判断のように解釈の余地がある部分は必ず人間が行うようAIが明確に知らせるようにし、AIの領域と人間が行う領域を明確に区分した」と説明しました。反復的だったりパターンがある作業はAIが担当し、構成員は意思決定に集中する構造です。

組織の条件についても言及しました。権リーダーは「会社の文化、働き方そのものが変わらなければAXは成功しない」とし、開発組織だけが進める仕事ではなく、経営陣の全面的な支援も重要だと強調しました。対外サービスでは昨年7月にアプリを改編し、パーソナライズ推薦と商品探索機能を強化、信頼指数を安心取引指数に改編しました。

韓国企業のAXへの示唆

AXを検討するなら、ツールを選ぶ前に二つのことをまず定める順序が望ましいです。一つはどの業務をAIに任せ、どの判断を人間に残すかという境界線であり、もう一つはその境界線をツールが利用者に直接知らせるようにする方式です。中古ナラは決済と法務判断を人間側に残しました。どの業務を残すかは会社ごとに異なりますが、そのリストが文書として存在しなければ、境界線は結局個人の判断に委ねられることになります。

成果物の底を高めるという基準もそのまま取り入れてみる価値があります。今週確認すべきことは一つです。同じ業務を異なる担当者がAIで処理した場合、結果のレベルがどれほど開くか実際に比較してみてください。その差が大きいなら、ツールをさらに追加する前に業務プロセスの標準化がまず必要な段階です。

出典: [AT インタビュー] "AIで働く文化を変える"……中古ナラのAX転換

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